金地金について
地金(じがね、じきんと読む)とは、金属を貯蔵しやすいような形で固めた金属塊です。
いわゆる金の延べ棒のことで、ゴールドバーとも呼ばれます。金地金は希望に応じて数種類のサイズが用意されており、1kgバーだと、おおよそ470万円ほどの値段になります。
金はインフレに強く、不測の事態が起こっても価値を失うことのない実物資産です。
一方、貨幣や債券、株式などの紙の資産はそのもの自体に価値はなく、発行体の信用や業績により価値が決まります。収益性が期待できる一方で、発行体の信用が著しく低下した場合、ただの紙きれになってしまうリスクをあわせ持っています。また、貨幣、債券、株式は価格変動の連動性が高く、リスクも連動してしまう傾向にあります。
金は、その価格変動と逆の動きをする傾向が高く、また価値がゼロになることのない実物資産であるため、紙の資産のリスクを低減するという魅力を持った商品です。さらに、保有している分には税金がかからないため、資産を守る保険財に適した商品です。